雨が降ると、眉をひそめて「雨の日は嫌だ」という友人がいて、
私はいつも不思議でした。
確かに、雨の日より、晴れている日の方が、
明るい気分になれます。
が、雨の日は雨の日で、静けさだったり、潤いだったり、
出かけられなくても、だからこそ出来ることがあったり。
そんなに、「嫌さ」を強調することもないのになー、
と思っていたものでした。
何事も、両面があるから、どちらの面の良さ悪さがあると思います。
逆に、どちらかだけというのが、どこか不自然で、
両方を合わせ持って、波があるのが、生きている!という実感では??
治療家の私としては、痛みのある方へは、
「痛みは好機!身体を変える良いきっかけ!」と言います。
残念ながら、痛みを味わうまで、なかなか自分を変えられないのが
人間の性です。
一見、自分には不利な状況でも、暗い面だけばかり見るのでなく、
明るい面を探し出せる柔軟さがあれば、そこから抜け出せます!!
そうやって抜け出した方々を沢山診てきました。
雨の日は虹を探しに、暗くなったら星を探しに。
この言葉も、ポケットに偲ばせておいて、
必要な時には見返したいものです。
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