肩こりを軽くする「姿勢コントロール」の方法があります!
昨日は、腹筋編をお話しました。今日は、アゴ編です。
肩こりは、身体の使い方の偏りを示すものです。
もっと使う部位を広げよう!という身体の叫びでもあります。
腹筋の方がサイズが大きいので、そちらからマスターして、
その後は、アゴでさらに補強するのが効率的と思います。
アゴの位置が、とても重要です。
肩こりする人は、例外なく、アゴの位置が良くありません。
図の赤いラインは、「アゴ」と「左右の鎖骨をつなぐ中央部」を
結んでいます。このラインを横から見た時、垂直にしましょう!
肩こりする方は、このラインが、斜めっています。
これを垂直に保つには、まずやはり、昨日の要領で、
腹筋を凹ませて、腹筋ラインを立てます。
こうしないと、アゴが上手く引けません!
アゴは、引き過ぎても良くないので、
アゴの下に、手のこぶしが縦に入るぐらいのスペースを作ります。
そして、このアゴの縦ライン(=肩こり補正ライン)は、
鎖骨の連結する中央部を地面に向かって引き伸ばすと良いです。
なぜかと言うと、ここが上がってしまって、
硬くなっている人が多いのです。
このラインを意識し始めると、姿勢がピタッと決まります。
私は、人からよく姿勢を褒められるのですが、
特に、背中に関しては、「モデルさんがいるのかと思った!」と
言われるぐらいです。
顔で言われたことないのが、まったく残念ですが!!笑
肩こり補正ラインが、ピタッと決められるようになると、
「モデルさん」に間違えられる程の美しい姿勢になりますよ!!
そして、この身体のメカニズムは、
「背骨のS字カーブ」をキープすることにあります。
いかに「S字の軸」を立てるか、ということです。
こうやって、姿勢のニュートラルな位置に、
いつも戻れるようになると、身体が楽です。
そして、タフで、セクシーさも増します!
簡単にできるようになるには、身体のメンテナンスも大事です。
上手くできない場合、色々な部位が硬くなっています。
例えば、肩甲骨や、背骨の頚胸移行部といわれる部分などが
この補正ラインで柔軟性が必要な部位です。
定期的メンテナンスで、姿勢コントロールがしやすい身体に
変えていきましょう。
身体のメカニズムを知って、コントロールできるようになると、
いろんな肩こりグッズなど、道具不要で、肩こりを軽くできます。
しかも場所を選ばず、瞬間的にです!
という訳で、この「肩こり補正ライン」も、ぜひ毎日、実践してみて下さい。
もし私のオフィスにいらっしゃれば、もっと細かく、
その他の「合わせ技」も直接アドバイスできます!
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