朝起きてからの1時間は、腰痛になりやすい人にとって、
「魔の1時間」かもしれません。
寝ぼけている間に、「うっかり」してしまったことが、
腰に打撃を与えやすいのです。
朝の調子は、1日のバロメーター!
朝の腰痛を避けるべく、注意する点を挙げてみます。
1)起き上がる時は、捻らず、まっすぐに。
柔軟性のある方は、どんな起き上がり方でも問題ないです。
が、腰が硬い、もしくは不安定、という方は、
仰向けから、身体を捻らず、まっすぐに起き上がるのが、
不意な腰痛を避けます。
危ないのは、身体を捻りながら、いきなり起き上がること。
なぜなら、関節面がもっとも開いた状態になり、
ギクッといきやすいですので。
寝ぼけてると身体の向きなど、気にせず起き上がってしまいそうですね。
まず、天井に顔を向けてまっすぐな仰向けの状態になってから、
心落ち着けて(!)起き上がることをお勧めします。
2)朝起きた直後に、「前屈系」エクササイズは避ける
身体が十分あたたまって、動き出していれば問題ないですが、
だいたい起き抜けから30分~1時間ぐらいは、前屈系は避けた方がいいですね。
やるなら、腰を穏やかに反る方から始めた方が、安全です。
1)の関節面が開いている、という理由と、
上の図は、椎間板の絵になっていますが、椎間板が前屈した際、
後ろ側に膨らみ、バランスが悪いと後方にはみ出やすいのです。
いわゆる「ヘルニア」というものです。
特に、冬から春への季節の変わり目の時期は、
気温の変動が激しく、なかなか調節がしづらい時期であり、
ぎっくり腰の多発シーズンです。
ちょっと気を付けるだけで、予防できますし、
この他にも、ぜひ、コグマロジー・チャンネルでご紹介しているような
エクササイズを習慣にして、朝の腰痛を阻止しましょう!!
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