肩甲骨につく筋肉は17種類!
「肩甲骨」は、普段、見えないものですが、
こんな風になっています。
上の図の左は、前側から見た図、右が、背中側から見た図です。
両面に20か所も、筋肉が付いているのをご存知でしたか??
首、肩、胸、腕、背中から、17種類もの筋肉が
1つの肩甲骨に付いています。
そういう訳で、動くのです!
ですが、以前、身体の「老化」の正体は「筋膜」にあり、
というお話をしましたが、筋膜が張り付きやすい部位でもあります!
多くの方が、肩甲骨が張り付き気味になっていて、
良い姿勢がとれない、肩が上がりづらい、腕が伸ばしにくい、
肩こりがひどい、といった状態になっていきます。
一旦、筋膜が張り付いてしまうと、動かすのは大変ですが、
多くの場合、「これから動かせば、まだ間に合う!」という状態です。
コツがありますので、ぜひ、肩甲骨のメカニズムを押さえていきましょう!
その1 大きな筋肉から緩める
17種類も筋肉があると、どこからストレッチしたらいいのか、
迷いますね?
お勧めは、大きなサイズから攻めていくことです。
広背筋、大胸筋、上部僧帽筋あたりから、始めましょう。
次に、腕の筋肉、さらに背中の小さい筋肉、という順が、
肩甲骨を動かしていくのに、「やりやすい」順序です。
効果も出やすいので、やり甲斐も生まれます!^^
その2 背骨との関連を知る
肩甲骨は、直接背骨とはつながっていませんが、
筋肉や他の骨と介して、連動して動いています。
背骨の「S字コントロール」を理解すると、
肩甲骨が、よく動いてきます。
多くの方が、「S字」が崩れたまま動かそうとして、
上手く動かせないのです。
アゴを引いておく、両肩を下げておく、というのが、
肩甲骨を動かしやすくするコツです。
つまり、首・背中との連動感をつかみとりたいですね!
その3 腕も緩める
「腕」の始まりは、「肩甲骨」にある、といって良いです。
肩甲骨が動かなくなってくると、腕のハリも強くなっていきます。
まず、腕全体のストレッチをしておくと、肩甲骨も動かしやすいです。
腕がはっているかどうか、わからない!という方は、
立ち姿勢で、チェックできます。
立ち姿勢で、腕が真下、身体の横に自然と下がっているかどうか?
ハリが強くなってくると、身体の前側に手がきています。
これらのコツを合わせると、肩甲骨は動かしやすくなってきます。
日々、皆さんの「肩甲骨」の動きをチェックしていますと、
このコツが「紙一重」な感じで、上手く出来ていない人が多いですね。
あとチョットというところで、上手く動かせていません。
直接アドバイスを受けると、早いですので、
ぜひぜひ、「肩甲骨」にお悩みの方は、
Drコグマのオフィスにいらして下さい。
冬の寒い時期よりも、動かしやすい良い季節になりました。
「肩甲骨」を動かせるようにしたいなら、今がチャンス!^^